Intro
ティチーノ州の州都。イタリアからのアルプス越えの拠点として戦略的に重要な位置にあり、古くから栄えた歴史的な町です。3つの古城と町を取り囲む城壁が世界遺産に認定されています。
観光地の紹介
南北を結ぶ交通の要所にあり栄えた古都。城塞の意味を備えた「カステルグランデ」と「カステッロ・ディ・モンテベッロ」「カステッロ・ディ・サッソ・コルバーロ」の古城とつながり、町を取り囲む城壁は、現在に残る中世アルプスの要塞都市モデルとして高く評価され、2000年にユネスコ世界遺産に認定されました。
岩の上にそびえる「カステルグランデ」は、街の中心にあり、近年の修復時に大型駐車場、グルメレストラン、ミュージアムなどを兼ね備えた文化センターへと生まれ変わりました。イベント等も行われる城の中庭からは、ベリンツォーナの街やほかの古城、城壁はもちろん、遠く雪を冠ったアルプスの山々まで見渡せます。
旧市街には石畳の道や広場、アーチ型の回廊が印象的な市庁舎、13〜16世紀の美しい教会など史跡や建物が数多く残っており、散策しながら随所に伝統の古都としての雰囲気を感じることができるでしょう。毎週土曜には伝統の朝市も開かれています。
またベリンツォーナを起点として、アルト・ティチーノAlto Ticinoと呼ばれる北部地方へのエクスカーションもおすすめです。ヴァッレ・レヴェンティーナ(レヴェンティーナ谷) やヴァル・ブレニーオ(ブレニーオ谷)などアルプスにつながる谷でワイルドな大自然の風景が楽しめます。
言語(公用語): | イタリア語 |
---|---|
カントン(州): | ティチーノ Ticino(TI) |
標高: | 238 m |