フィスパーテルミネン

Hint

Intro

フィスプ谷入口にあたる高地にある山村。「ハイダ Heida／パイエンPaien」と呼ばれるソーヴィニヨン種の白ワインの名産地で、ヨーロッパで一番高所にある葡萄畑といわれています。アルプスの絶景も楽しめるハイキングも魅力です。

観光地の紹介

サースフェーからサース谷、ツェルマットからマッター谷を通り流れてくる氷河の水が合流するフィスパ川にそって、ローヌ河に流れ込むフィスプまでのびるフィスパータール（フィスプ谷）の中でも高地にある村。

ツェルマットへ結ぶマッターホルンゴッタルド鉄道の起点でもあるフィスプの駅からポストバスで 30分ほど谷をのぼっていくと、フィスパーテルミネンの小さな村があります。

標高1378mの高台からはローヌ谷、ヴァレーアルプス、ベルンアルプスの山々を望むことができます。美しい段々畑のようなぶどう畑が、色とりどりにモザイクのように黄葉する秋がおすすめ。

フレッシュな山の空気、奥にそびえる4000m級の山々の眺望、ぶどう畑、素朴なワインづくりの村などアルプスの魅力をつめこんだ山里で、四季折々に楽しめるハイキングが人気。

村からチェアリフトで結ぶ標高約2000mのギヴGiwからは、初級から上級までさまざまなハイキングコースがあります。アルプスの山々、アルプスの峠道、澄んだ山の湖「ギビドゥム湖Gibidumsee」、山の灌漑用水路「スオネン（独語）／ビス（仏語）」などスイス屈指の手付かずの大自然が魅了するハイキングが体験できます。

ギヴの東にのびるナンツ谷（ナンツタール）では、山のアルプでの伝統的なチーズづくりをみることができます。また運が良ければ、アイベックス、シカ、ノロジカなど、アルプスの野生動物に出会えるかもしれません。

チェアリフトで結ぶギヴは、冬季にはスキー場となります。約20キロメートルのゲレンデには、チェアリフトのほか、ロープトゥ・リフト、Tバーリフトが完備。スキーやスノーボードが楽しめます。

ギヴからフィスパーテルミネンまでの斜面を滑降する約7 kmのソリコース、15 kmにおよぶウィンターハイキングコース、標識が整備された約 12 kmのスノーシュートレイルなど、スキー以外の楽しみもいろいろ。