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山々に囲まれたアルブラ谷の中心地にあり、のどかな牧草地が広がる伝統的なアルプスの山里。エンガディン地方の入口ともなるアルブラ峠の麓にあり、ロマンシュ語の伝統が残る地方ですが、壁画の美しい家や地名など、峠の反対側にあるエンガディン地方の影響も受けています。2008年に「レーティッシュ鉄道アルブラ線/ベルニナ線と周辺の景観」として、村を含む鉄道沿線が世界文化遺産に登録されました。

ベルギューン/ブラヴォーンの概要

昔ながらの風景や暮らしが息づく山村で、高台にあるラッチを舞台に、1952年にスイス初のハイジ映画(1955年に続編)が撮影されたところ。当時とまったく変わらない情景が残るこの地は、2015年に制作された最新作の映画「ハイディ(邦題:ハイジ〜アルプスの物語)」でもロケ地に選ばれています。

1904年に開通し、現在は世界遺産にも認定されているレーティッシュ鉄道が誇る伝統の路線アルブラ線のなかでループトンネルが連続するハイライト区間で、車窓から村が何度もみえる印象的なポイントです。2012年6月には新しくなったベルギューン駅前の広場に「アルブラ鉄道博物館 Bahnmuseum Albula」が誕生しました。

また村には『ICOMOS(国際記念物遺跡会議)』と観光業界パートナーからなる審査委員会が選ぶ2012年の「スイス・ヒストリックホテル・オブ・ザ・イヤー」にも認定されたスイスを代表するクラシックホテル「クアハウス・ベルギューン Kurhaus Bergün」もあります。アルブラ線開通と同時に計画され、1906年に開業した豪華な「グランドホテル Grandhotel 」を前身とするホテルで、創業当時の美しいアール・ヌーヴォー様式の装飾を守りつつ、客室や施設の改修工事をおこなった歴史と伝統を誇る素晴らしいホテルです。

黄色の花絨毯が広がる春や西洋カラマツの木々が色づく秋など、四季折々の魅力にあふれていますが、一面の銀世界となる冬(12月中旬〜3月中旬)には、世界遺産のアルブラ線と並走する形で、隣接するプレダまで結ぶロングコースで楽しむ雪ソリのメッカとして知られています。

 

言語(公用語): ドイツ語・ロマンシュ語
カントン(州): グラウビュンデン(GR)
標高: 1367m

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ベルギューン/ブラヴォーン
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