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ザンクト・ガレンで3年ごとの夏に開始される子供の祭り。東スイス地方では、最も多くの人が参加する最大規模のイベントになります。もともと学童や学校の聖人として知られる6世紀のローマ教皇グレゴリウス1世にちなんで、おこなわれていた学校での行事に由来しています。次の開催は2021年です。


15世紀から広まり、1824年には現在とほとんど変わらない形で、子供の祭りとして開催されるようになりました。

第一次世界大戦までは、軍から与えられる制服を士官学校生が着ていましたが、現在では、制服だけでなく、明るい学童の服装に、校章の入ったペナント校旗、バルーン、花束などを手に、約8000人の子供たちが、それぞれの学校ごとに一団となってパレードします。

会場となるのは中世の街並みの残る旧市街。会場の周りには、名物の焼きソーセージ「ザンクトガラー・ブラートヴルスト St.Galler Bratwurst」をはじめ、さまざまな食べ物や特産品の屋台が並びます。