キャバレー・ヴォルテール
Overview
Intro
1916年にチューリヒで生まれたダダイズム運動。発起人でもあるフーゴ・バルHugo Ball(1886-1927年)がパートナーのエミー・ヘニングスEmmy Henningsとともにオープンした、クラブ、ギャラリー、酒場、劇場でもあったこのキャバレーが誕生の地となりました。閉店して戦後長い間、放置されていましたが、改修され2003年に再びアートセンター兼クラブ、カフェとしてオープンしました。
ダダイズム運動の発起人のひとりとして知られるフーゴ・バル(1886-1927年)が、パートナーのエミー・ヘニングスと、1916年、チューリヒの旧市街ニーダードルフにあるシュピールガッセ1番地(Spiegelgasse1)にオープンしたキャバレー・ヴォルテール。ダダイズム誕生の地として知られています。
同年、ハンス・アルプとリヒャルト・ヒュルゼンベックが運動に加わり、木や紙を使ったコラージュを通じて、既存の美的観念に反する運動を展開しました。運動に加わったルーマニア出身アーティストのトリスタン・ツァラとマルセル・ヤンコが演説の最中に「ダ、ダ(独語でイエス、イエスの意)」と繰り返していたことに着想を得て、フーゴ・バルは新たな芸術運動を「ダダ」と名付けたと言われています。
その後、キャバレー・ヴォルテールは訴えを受けて閉鎖を余儀なくされました。その後、しばらくそのまま放置されていましたが、2003年約100年前の伝説のクラブ・カフェが復活したのです。クラブ、バーとして営業するかたわら、さまざまなアート企画展、イベントを開催。また、ダダイズム発祥の歴史を物語る図書館が公開され、ダダイズム愛好家の新たな聖地となっています。
ダダのファンなら、キャバレー・ヴォルテールから徒歩6分のところにあり、客室を「ダダ」スタイルでデザインしている「ホテル・リマットブリックHotel Limmatblick」での宿泊もおすすめです。
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Spiegelgasse 1 8001 Zürich 043 268 57 20 info@cabaretvoltaire.ch |
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