ディゼンティス修道院

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Hint

ディゼンティス／ムシュテー

グラウビュンデン地方

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Contact

Benediktiner Kloster Disentis
Via Claustra 1
7180 Disentis / Mustér
Phone +41 (0)81 929 69 00

Intro

ルクマニエ峠とオーバーアルプ峠への入口にあたるディゼンティスの丘にそびえる、ふたつの尖塔が印象的なバロック建築の傑作といわれるベネディクト派修道院は、グラウビュンデン州で最も重要な男子修道院です

ルクマニエ峠のふもとに位置していたため、しばしば激戦の場となりましたが、720年頃に建てられた修道院付属教会「聖マルティン教会」とカロリング以前のマリエン教会の基礎壁が今日まで保存されています。

修道院の歴史は700年頃まで遡ると考えられていますが、クール司教によって750年頃に創建された修道院は、サラセン人によってカロリング朝建築（ロマネスク様式）の建物は壊されましたが、940年にザクセン皇帝（神聖ローマ帝国）の庇護で再建されました。宗教改革の争乱の後、修道院の力はより強固になり、とくにクリスティアン・フォン・カステルベルクChristian von Castelberg(1566–1584) とアウグスティン・シュテックリンAugustin Stöcklin (1634–1641)という二人の修道長のもとで大きく発展しました。

現在も残る壮麗な修道院と修道院付属教会（聖マルティン教会）の建物は1683 年から1704 年にかけて建設されたもの。1799年のナポレオン進行による大火と略奪、1846年の火事で失われた部分もありますが、現在でも往時の姿を残しており、北アルプスを代表するバロック建築の傑作といわれています。

修道院附属学校は 1285 年の年代記に記録されていますが、19世紀後半に何度か改修された現在では主にギムナジウム（中高一貫校）として使われています。

20世紀におこなわれた発掘調査で、修道院を中心に9世紀頃に建てられた聖マリア教会、聖マルティン教会、聖ペーター礼拝堂からなるこの地は、貴重な中世の宗教複合施設だったことが分かりました。現在は再建された17/18世紀、または19世紀に再建された建物が残っています。

修道院の中庭からは創建時である8世紀にさかのぼるカラフルな装飾の破片や彫像などが発見されました。そうした中世初期の宗教芸術を伝える貴重な品々や繊細な刺繍や飾りが見事な織物や礼服や修道院の歴史などが、この地で発掘された鉱物などの自然史展示とあわせて博物館でみることができます

概要

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シーズン	通年
所要時間の目安	約2〜4時間（半日）
推奨年齢	14歳以上
旅行タイプ	グループ旅行
施設条件	屋内
カテゴリー	教育