エルプラーフェスト・レンク(レンク・アルプス・フェスティバル)
高地牧畜の伝統が息づくジンメ谷のレンク地方で毎年10月に開催されるアルプスの秋祭り。山地で牛たちを放牧してチーズづくりをおこなう牧夫や酪農農家たちが、秋になるとアルプ(山上の放牧地)から牛やヤギたちを連れ麓の村へと下りて来る伝統行事「牧くだりAlpabzug」と、民族衣装を着た楽団によるカウベルやヨーデルなどの民俗音楽の演奏、山の特産市、牛のコンテストなどが行われます。
褐色で腹部が白いスイスの牛「シンメンタール種」という牛の名前が世界的に有名なベルン州の高地地方(ベルナーオーバーラント)地方の西部に位置するジンメ谷(ジンメンタールSimmental)のレンクで、毎年開催されるアルプスの秋祭り。古くから谷の周辺に広がる高原で牛を放牧してチーズなどがつくられてきた地域で、高地牧畜の伝統が今に受け継がれています。
夏のシーズンを終えて、秋になると、カウベルや花冠などで飾られた牛たちが山をおりてくる「牧くだり(独語:アルプアプツークAlpabzug)」が祭りのメインです。朝からそれぞれの農家ごとに放牧地から牛たち(一部ヤギたち)を連れてパレードしてきます。観客がその年の最も美しい牛を選ぶ「ミス・レンク」コンテストも開かれます。
村の会場ではヨーデルやカウベル、ブラスバンドなど、この地方の伝統的な民族衣装を着た楽団による民俗音楽の演奏が続き、アルプス祭りのムードを盛り上げてくれます。ほかの秋祭りと同じく、チーズの品評会、山の特産品市、動物とのふれあい体験などが開催されます。新チーズをはじめレンク地方の農家が屋台で直売する特産品の数々を購入することができます。また、地元の食材を使った郷土料理もお楽しみください。
祭りは土曜日におこなわれますが、前日のアルプス祭りの締めくくりとして、翌日の日曜日の朝にはフェスティバルテントでボリュームたっぷりのアルプスの朝食「エルプラーツモルゲ(アルプス牧夫の朝食)Älplerzmorge」を提供するイベントもあります。
開催日:10月第2土曜(天候によって延期の場合あり)
会場:レンク村・マルクト広場 Marktplatz Lenk
※翌日の日曜の朝に「エルプラーツモルゲ(アルプス牧夫の朝食)Älplerzmorge」が開催されます