Intro

構想から数年、3年半の工期を経て、フリムスからサルドーナ、カッソンスへ結ぶ新型10人乗りロープウェイ「フレム・エックス FlemX」が全線開通しました。これまでアクセスが困難だった世界自然遺産「スイスのサルドーナ地殻変動地帯」へ直行。また、かつてのロープウェイ廃線から”幻の絶景ポイント”といわれてきたカッソンス山稜周辺への交通も10年以上ぶりに復活しました。乗客の行き先に応じてオンデマンド運行する画期的な世界初の「ロープ・タクシー」技術も注目されています。

フリムス自治体とヴァイセ・アレーナ・グループがグラウビュンデン州の支援を受けて実現した巨大プロジェクトで、2023年12月に最初の2区間(フリムス〜フォッパ Flims–Foppa、フォッパ〜シュタルトゲルスFoppa–Startgels)が営業を開始し、2024年12月にはさらに2つの区間(シュタルトゲルス〜セニェスStartgels–Segnes、セニェス〜ナーゲンス・スーラSegnes–Nagens Sura)が開通し、そして2025年12月、最終区間となるセニェスSegnes〜イルス・クンスIls Cugnsがオープンしました。全線開通に合わせて名称が「旧名:フレムエクスプレスFlemXpress」から「フレム・エックスFlemX」に変更されました。

アルプス山脈誕生の謎をとく生きた教科書といわれるサルドーナの地層は、大陸同士が衝突し、地殻が押しつぶされ、重なり合う「造山運動」の仕組みを解明する決定的な証拠となり世界自然遺産に認定されました。岩壁に刻まれた線によって、古い地層が新しい地層の上に乗り上げた「グラールス衝上断層」など、古代の地殻変動、地球の歴史を肉眼ではっきりと見ることができる世界的にみても貴重なスポットです。これまで登山しかアクセスの方法がなく、訪れるのが難しかった驚異の絶景に、この最新ロープウェイで快適にアクセスできるようになりました。

最後に開通した、標高約2500mのイルス・クンスIls Cugns駅は、広大な稜線カッソンス山陵へと続く玄関口です。サルドーナ地殻変動地帯の地層を間近でみることができるほか、フリムスや奥に連なるアルプスの雄大な山岳風景が広がっています。


6つの駅と108台のゴンドラで構成されている世界初の「ロープ・タクシー」とよばれるシステムでは、乗客がパネルで行き先ボタンを選ぶと、電動駆動装置によってレール上を自律走行する専用のキャビンが入口に割り当てられ、選んだ目的地の駅に自動で直行します。乗客は、目的地まで途中の駅で降りたり、乗り換えたりする必要がありません。荷物やスキー・スノーボードなどの用具をもっていても、静止した状態のキャビンに余裕をもって焦ることなく完全にバリアフリーで乗り込むことができます。また、必要な時だけ動くため、従来のシステムに比べてエネルギー消費量を約50%削減でき、環境にもやさしい画期的なロープウェイです。

フリムス・ラークス地区は、チューリヒからも日帰り可能な距離にあり、鉄道でクールまで、その先はポストバスで結んでおり、「車なしで楽しめる旅の目的地」としても人気のエリアです。スイストラベルパスと組み合わせると、快適でかつサステナブルに、アルプスの歴史と絶景を体験できるでしょう。

ラークスの情報
世界遺産「スイスのサルドーナ地殻変動帯」の情報
FlemX- Weisse Arena Group
LAAX(チケット情報&運行情報など)

 

地図

住所

Weisse Arena Bergbahnen AG
Postfach
7032  Laax GR 2
スイス

Phone  +41 (0)81 927 70 01
Fax +41 (0)81 927 70 02
info@laax.com
laax.com
ルートを検索する

Overview

Hint

Overview
フリムス
グラウビュンデン地方
Show on map

Contact

Weisse Arena Bergbahnen AG
Postfach
7032 Laax GR 2
Phone  +41 (0)81 927 70 01
laax.com
ルートを検索する