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フリムスの高台に、”スイスのグランドキャニオン”ともいわれるライン峡谷「ルイナウルタ Ruinaulta」を見下ろす展望台が2006年につくられました。長い年月をかけて大自然がつくりあげた奇跡の造形美を180度見渡すことができる唯一無二のパノラマビューが眼下に広がります。

約1万年前、最後の氷河が後退した後、フリムス岩崩れによって積み重なった巨大な岩の塊を、ライン川が長い年月をかけて削っていき、つくられた大自然の驚異の造形美ライン峡谷「ルイナウルタ Ruinaulta」を望むビューポイント。

翼を広げた羽根のような三角形の展望台は、ロマンシュ語でアマツバメを意味する「イル・スピールIl Spir」と名付けられました。伝統的な素材と現代的な構造美を融合させるスタイルが際立つ、グラウビュンデン州出身の建築家コリンナ・メンCorinna Mennが手がけた個性的な建築も魅力です。

構造もユニークで、2箇所で固定された1本の支柱によって支えられています。牽引ケーブルで後方に引っ張られた支柱は、「アルヴェ/アルフェ(スイス松)」の木々の間を突き抜けるようにそびえ、峡谷の上へとせり出しています。支柱の先端には、地元のアルヴェ材で造られた三角形のプラットフォームが設置されており、その姿はまさに空を舞うアマツバメのようです。コンクリートと鋼鉄という現代的な素材を使いながらも、周囲の岩壁や森の風景に見事に調和しています。

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フリムス
グラウビュンデン地方
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