Intro

ネスレ創業150周年を祝う特別プロジェクトとして2016年6月15日に誕生したミュージアム。ヴヴェイ駅裏の旧・工業地区で、創業者アンリ・ネスレが開発した世界初の粉ミルクの製造がおこなわれた工場と最初のオフィスがあった「ネスレの原点」ともいえる始まりの地につくられました。3つの歴史的な建物をつなぎ、4つの展示で構成されたミュージアムのほか、イベントスペース、カフェ・レストラン、ラウンジ、テラスなどがあり、創業時から近未来のビジョンまで、スイスが誇る産業遺産としてのネスレ・ブランドの全てを体験できます。

イメージギャラリー

今回のデザインを担当したローザンヌを拠点とする建築家ダヴィッド・リンフォードは歴史遺産を未来へとつなげることをコンセプトに、3つの歴史的な建物をいかし修復する形で構成。近代的な遊歩道をイメージしたというスチールとガラスで結ばれ、ネスレ最初の会社オフィスだった邸宅はイベントスペースに、アンリ・ネスレが粉ミルクを使ってパンをつくっていた古いベーカリーはカフェ・レストラン、工場だった建物は展示スペースへと生まれ変わりました。

ミュージアムの展示スペースは大きく4部に分かれています。第1展示は「ファンデーション(創業) Foundations」。世界に広がり多くの子供の命を救った革命的発明となった粉ミルク(代用乳)が誕生したアンリ・ネスレの実験室を完全再現。ネスレ社に残る貴重な資料とともに創業時をふりかえります。

ドイツ語で「ツァイトガイスト(時代精神/思潮)Zeitgeist」と名付けられた第2展示はタイムライン、時代をたどるライブな図書館です。年代別に並べられたタンスをあけると、時代を物語る写真やポスター、製品などをみることができます。例えば最古の粉ミルクの缶やマギー調味料の最初のボトル、1938年にヴヴェイで開発された最初のインスタントコーヒー「ネスカフェ」の缶など。産業遺産として残された実物のプロダクトを通して歴史をたどることができます。

第3展示は「フォーラム Forum」。メンバーの一人になって、環境、栄養、農業、生産など、さまざまな食に関する問題を議論するインターラクティブな会議室です。

第4展示は「ヴィジョン Visons」。ここのテーマはイノベーション(革新)と近未来の世界です。時の境界線がないイメージで、空に浮いているような不思議な空間を演出しています。最新のビジュアル、マルチメディア技術を駆使した展示。目の前にたつと体がスキャンされた中が丸見えになるようなコーナーなど10のユニークな体験ができるようになっています。

「ピアッツァ(広場)Piazza」は、ミルクチョコレート、ネスカフェ・コーヒー、粉ミルク(小麦粉ミルク)などネスレ・ブランドを代表するアイコンが並ぶ「ピアッツァ(広場)Piazza」は、開放感のあるラウンジコーナー。ネスレの商品パッケージなどを使ってつくられた1200の花が咲く、オランダ人アーティストが手がけたシンボリックな大きな木にも注目です。

19世紀をイメージしたテラコッタカラーのカフェ・レストランのほかテラスもあります。見晴らしのよいテラスからは道を挟んで向かいには、MOB鉄道(モントルー・オーベルラン鉄道)の古い整備工場があり、そこからみえる蒸気機関車からも19世紀の雰囲気を少し感じることができるでしょう。


■開館時間
4月〜10月/10:00〜18:00
11月〜3月/9:00〜18:00

■休館日
12/25、1/1

■アクセス
ヴヴェイ駅から徒歩で約5分

Map

Overview

Hint

Overview
ヴヴェイ
レマン湖地方(ヴォー地方)
Show on map

INFO: ヴヴェイ

Discover ヴヴェイ