グレッヘン(グレッヒェン)
Intro
ツェルマットまで続くマッター谷の入口にあるザンクト・ニクラウスSt.Niklausの上に位置する山村。晴天率が高く、澄み切った山の空気が健康に良いリゾートとして知られています。四季折々の絶景ハイキングが楽しめる家族連れの多い山岳リゾートです。
観光地の紹介
観光地として早くから開発された場所ではないので、花が飾られた木造シャレーや魔よけの木彫り像など、素朴な山の伝統が受け継がれています。
ロープウェイで約10分のぼったところにある、標高2100メートルのハンニックアルプHannigalp(ハンニッガルプ)は、眼前にヴァイスホルン、反対側にはアレッチ氷河と、ベルナーアルプスとヴァレーアルプスの両方を堪能できる絶景ポイント。展望レストランもあります。
奥に広がるアルプスの山々の眺望とあわせ、氷河、森、山、山上湖、ビスと呼ばれる水路など、魅力的な表情をみせる大自然に恵まれたグレッヘンはハイキング天国として知られています。約250キロメートルに及ぶ多彩なコースがあります。四季折々に多彩なハイキングが楽しめますが、とくに秋には黄葉が美しい西洋カラマツの森がおすすめ。
ハンニックアルプ(ハンニッガルプ)からはさまざまなハイキングコースが楽しめます。アルプス屈指の絶景ハイキングコースといわれる、サースフェーからグレッヘンを経由してランダ、ツェルマットへと結び、山の尾根を歩く山岳ルート(ヘーエンヴェグHöhenweg)のひとつ「オイローパヴェグ(ヨーロッパ・トレイル)Europaweg」へと結びます。
子供から年輩の方までゆったりと滞在できるので、家族連れの姿をよく見かけるファミリーリゾートとして知られています。子供用の遊戯施設やパークも多く、なかでも「クレイジーラビリンス(迷路)」や「マッターホルンクライマー(クライミング)」やお化け屋敷、巨大な滑り台などさまざまなゲームが楽しめる、おとぎ話や冒険をテーマにしたトレイル『ラヴェンスブルガー・シュピールヴェグRavensburger Spieleweg』が人気です。
一面の銀世界となる冬季には有名なスノーリゾートとなります。標高2858 mの高地で、全体で42 kmのゲレンデを備えるスキー場はアクセスもよく、奥にそびえるアルプスの山々と手付かずの自然が広がる雪景色が印象的です。モーグル用ゲレンデとスノーパークなど、さまざまな施設があります。
38 kmのウィンターハイキングコース、トボガン(そり)コース、23 kmのスノーシュー・トレイルなど、スキーヤーでなくても、雪に覆われた冬の風景を存分に楽しむことができます。
子供連れの家族旅行に人気なのは、スイス最大級ともいわれる、約5万平方キロメートルの広大な敷地で三階層になっている『シシ・ファミリーパークSiSu Familienpark』。、マジックカーペット(魔法のじゅうたん)やスキー・カルーセル(メリーゴーランド)、ハンググライダー、スノーチューブ、イグルー(かまくら)の映画館など、さまざまなアトラクションが楽しめます。
言語 | ドイツ語 |
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カントン(州) |
ヴァレー州 Valais(VS) |
標高 | 1619 m |