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言語:ドイツ語/カントン:ヴァレー(VS)/標高:1188m アルプスの名峰をのぞむローヌ谷の上にある小さな山村。険しい斜面に紫の花を咲かせるサフランの里として知られています。「スイスアルプス・ユングフラウ・アレッチ」として世界自然遺産に認定されている地域でもあります。

観光地の紹介

ブリークからバスで山道を上っていくこと約20分のところにある、人口約550人の小さな村。自治体(ゲマインデ)としては2013年からナテール村に統合されました。ローヌ谷をはさんで、奥にはヴァレーアルプス(ヴァリスアルペン)の名峰群が連なる絶景が広がっています。

アルプスの大自然に恵まれた素朴な山里で、とくにサフランの里として知られています。そもそもギリシアやイランなど温暖な地域で栽培されるサフランの花が、14世紀頃にスイスに入ってきて、各地で栽培を試みたものの成功せず、ほとんどが消えていきました。しかしアルプス地方の高地になるこの地の急斜面には、見事にサフランが根づいたのです。

サフランの産地としては最も北限に近く、高地で、また生産量が少ないことで知られています。収穫は10月。周囲の木々が秋色にそまり、新雪で美しいアルプスの山々をバックに咲き誇る紫の花々は神秘的な風景です。

他の産地に比べて香りや色が強いともいわれるムンダーサフランは、年間約3kgと生産量が少なく希少なため、ほとんど外部で流通することがありませんが、ムント村のレストランやショップでは、リゾットや、パン、パスタ、チーズ、リカーなどを味わってみることができます。

冬のスノーシューウォーク、四季折々に美しいハイキングも魅力。スイスアルプスのヴァレー州に固有の動物で、フィスパー谷、ローヌ谷周辺に生息する珍しい白黒ヤギ「ヴァリサー・シュヴァルツハルツィーゲWallser Schwarzhalsziege(ヴァレーの黒首ヤギ)」をみることもできるでしょう。

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ムント
ヴァレー地方
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INFO: ムント