Intro

ルツェルンのランドマークとなる歴史的な橋は、14世紀前半に城塞の一部として建設されたもので、ヨーロッパ最古の屋根付木造橋といわれています。17世紀に内屋根にはめこまれた木版の絵画には、スイス連邦とルツェルンの歴史が描かれています。

ルツェルンで最も有名な史跡でもあるカペル橋(カペルブリュッケ)は、ロイス川をはさんで、町と対岸の教会を結んでいたため、カペル(チャペル/礼拝堂)ブリュッケ(橋)と名付けられました。ロイス川南岸の町から中世の街並の残る旧市街の聖ペテロ礼拝堂(ペーターズカペレ)Peterskapelleがある市庁舎通りへ結んでいます。

最初に文献に登場しているのが1367年。ただ1333年の災害記録に橋の工事についての記述があるため、1332年/1333年ともいわれています。

ロイス川を渡るための橋というだけでなく、もともとは町の防御の役割も担う要塞の一部でした。橋の真ん中にある高さ34mの八角形の塔「ヴァッサートゥルム(水の塔)Wasserturm」は、町の見張り塔として市壁の一部に1300年頃につくられたと考えられています。その後、保管庫、財務省、刑務所などに使用されました。現在はルツェルン砲兵協会の本部があります。渡り鳥のシロハラアマツバメの家でもあり、黒と白の鳥が越冬地のアフリカから戻り、春にはルツェルンのここで過ごしています。


橋の屋根の内側には、17世紀に飾られた板絵が110枚あり、スイスとルツェルンの歴史や町の守護聖人レオデガーとマウリツィの伝記が描かれています(大半が火事で消失したため、現在は大半が復刻版)。

1993年の火事で大部分が消失したが翌年再建されて、今もルツェルンのシンボルとして中世の雰囲気をそのままに残しています。

橋のそばには、ルツェルン最古の教会で名前の由来になった聖ペテロ礼拝堂、スイス最古のバロック様式の教会といわれるイエズス会教会があります。ロイス川には1860年に建設された歴史的なニードルダム(木片の堰)があり、ルツェルン湖と川の水位を調整しています。

DATA

建造年:14世紀(※諸説あるが正確なものは不明) 長さ:約200m(かつては285m)

 

概要

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所要時間の目安
約2〜4時間(半日)
推奨年齢
14歳以上
施設条件
屋外
カテゴリー
文化, 教育, 都市

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スイス

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