ツーリッヒャー・ゲシュネッツェルテス

19世紀頃に山岳地方ではじまった牛肉の料理からアレンジしてつくられたチューリヒの伝統料理。薄切りにした仔牛肉のクリーム煮込みです。

料理本に「ツーリッヒャー・ゲシュネッツェルテス」として登場したのは約80年前といわれていますが、当時のレシピは、薄切り肉を生クリーム、白ワインで煮込んだものでした。それからさまざまなバリエーションが加えられ、現在では、モツを使ったり、キノコや玉ネギのソテーを入れたりするスタイルが定番になっています。

基本的に付け合わせはレシュティ（ポテトパンケーキ）ですが、パスタやライスを添える場合もあります。