グリュッチアルプへ
新型ロープウェイ運行再開
ラウターブルンネン=ミューレン山岳交通BLMで、2024年の鉄道路線のバリアフリー化リニューアルに続き、ラウターブルンネンからグリュッチアルプまで結ぶロープウェイ路線も大規模リニューアル計画を終了して、2026年7月に運行再開しました。
ラウターブルンネンからグリュッチアルプまで大型ロープウェイ、グリュッチアルプからミューレンまで登山鉄道で結ぶラウターブルンネン=ミューレン山岳交通BLM(ミューレンバーン)。かつてのケーブルカーがロープウェイに変更になった2006年からちょうど20周年を迎えた2026年7月に、近代化の工事が終了し、運行を再開しました。
プロジェクトの目玉は、新型鉄道車両とあわせたカラーリングも目をひく新型ゴンドラです。最大135人の乗客を収容できるようになり、接続するグリュッチアルプ~ミューレン間の鉄道との輸送能力のバランスが取れるようになりました。将来的には無人(係員が同乗しない)での運行が行われる予定です
ゴンドラ本体に加え、懸垂装置や走行装置、ゴンドラ案内システム、安全に関わる様々な部品も更新されています。ロープウェイの近代化工事と並行して、グリュッチアルプにある貨物積み替え施設と山麓駅も改良されました。プラットフォームを増設して乗客の動線をより明確に分離したほか、新しいエスカレーターやエレベーター、高さのあるホームドアを導入することで、快適性と安全性を向上させています。
今回のリニューアルでは、ゴンドラと駅など設備の近代化とあわせて、サステナブル(持続可能性)な目標を掲げ、エネルギー効率の向上も実現。グリュッチアルプ駅に増築棟を建設し、そこにエネルギー貯蔵システムを導入する予定です。これにより、将来的には、降下中に発生したエネルギーを蓄え、上昇時に再利用することが可能になります。その結果、送電網の利用コストやピーク時の電力消費に伴う料金を大幅に削減できる見込みです。また駅の屋根には太陽光発電システムが設置され、そこで発電された電力も新しい貯蔵システムに供給されることになります。
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