ビール湖(ビエンヌ湖)
Intro
ヌーシャテル湖の北、独語圏と仏語圏の間に位置する細長い湖。
湖の北端にあたる起点の町は法律で2カ国語表記が定められている町で、独語名のビールBielと仏語名のビエンヌBienneが併記されます。湖は南端の一部の町をのぞいて大半が独語圏なので、一般的には独語名でのビール湖と呼ばれています。
隣接するヌーシャテル湖、モラ湖と運河で結ばれており、3つの湖をめぐるクルーズで有名。一帯は、仏語圏と独語圏のボーダーで、ジュラ山脈の裾野にあたる湖、周囲に美しい葡萄畑が連なるワインの名産地であるなど、共通の特徴をもつことから一般的に“3つの湖地方”とも総称されています。
100年以上の歴史を誇る「ビール湖汽船会社 Bielersee Schifffahrtsgesellschaft AG(BSG)」が、ビール湖(ビエンヌ湖)に点在する町をビール/ビエンヌからトゥワンTwann、リゲルツLigerz、ラ・ヌーヴヴィル La Neuvevilleなど葡萄畑の中にたたずむ小さな町や、ジャン・ジャック・ルソーも逗留していたザンクト・ペーター島( 仏語ではサン・ピエール島)、エアラッハErlachを結ぶ定期便や、伝統の3つの湖をつなぐ周遊クルーズを運航しています。通年の運航ですが、周囲の葡萄畑が色づく秋のクルーズはとくにおすすめ。
■DATA 面積:約40km2 標高:約430m ■クルーズ運航期間 通年(※季節によっては運航日が限られます) ※春期(4月初旬〜5月末)、秋期(9月末〜10月下旬)は便数が少なくなります。 ※冬期(11月~4月初旬)は日曜のみの運航です ■湖船会社 |