ラインフェルデン
Intro
バーゼル東部フリックタール地方のライン河畔、ドイツ国境にある小さな美しい町。1130年に築かれた町は、ベルンなど数々の町をつくったツェーリンゲン公の町としてスイス最古の歴史を誇り、中世の雰囲気が旧市街に残っています。スイスを代表するビールブランド「フェルドシュレスヘン」の町としても有名です。
世界遺産のベルン、ムルテン、フリブールなど川や湖などを取り込んだ美しい街づくりで知られるツェーリンゲン公がつくった町。10〜12世紀の教会、17世紀に鐘楼が加わった13世紀の塔、15世紀の礼拝堂、16世紀の火事の後に再建された市庁舎、彫像のついた泉や小道など、随所に中世の面影を感じることができるでしょう。
日本の「伝統的建造物保存地区」のように、美しい街並と景観を守る町や村に与えられる『ワッカー賞』を2016 年に受賞しています。
国境の町でもあり、川向いにあるドイツの町には橋を歩いて渡っていくことができます。駅の裏側、旧市街のあるライン川とは反対側に広がる森に囲まれた高台には、まるで古城のように美しい「フェルドシュレスヘンFeldschlösschen」のビール工場があります。試飲付きでビールづくりの歴史を体験することができる工場見学のほか、隣接するショップでの買い物、レストランで食事も楽しめます。
1846年に塩泉が発見されたことで、19世紀から療養地/スパリゾートとしても発展しました。近年オープンした塩水泉のスパセンターなども人気です。
また、バーゼルから近く鉄道のアクセスが良いので、バーゼル地方の小旅行の拠点としても便利。ライン川流域で最古のローマのコロニーで、ローマの円形劇場・居住跡や博物館のある「アウグスタ・ラウリカ Augusta Raurica」やメーリンMöhlinにある製塩所リーブルグへ足をのばしたり、ライン川クルーズもおすすめです。
言語(公用語): | ドイツ語 |
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カントン(州): | アールガウ州 Aargau (AG) |
中心地の標高: | 274 m |
地域内の標高: | 261m〜420m |