シュトース
Intro
中央スイス地方、ルツェルン湖を囲むシュヴィーツアルプスの高原にある山村。冬にはスキー場となる、ガソリン車乗り入れ禁止のカーフリーリゾートです。シュヴィーツ郊外のシュラットリからシュトースへ結ぶケーブルカーは2017年末に最新技術でリニューアル。回転ドラムのような形のキャビンをつなぎ、最高勾配110%(1100パーミル)で険しい斜面をのぼっていく、新しい世界一急勾配のケーブルカーとなりました。
中世の頃から、山上の草地(アルプ)にて夏の間、牛やヤギを放牧させチーズをつくる牧童の暮らしが息づいていたため、一帯がフロナルプ Fronalpと呼ばれてきました。19世紀になりレストランや宿ができ、山岳観光がスタート。1933年からケーブルカーができ、1939年には標高1920mのフロナルプシュトック Fronalpstockの山頂へ結ぶ最初のリフトができ、広大なスキー場を中心としたリゾートに発展しました。
2007年からは標高1935mのクリンゲンシュトックKlingenstockへ結ぶチェアリフトもでき、現在は冬季だけでなく、夏季にもハイキングやサイクリングなど通年でさまざまなアクティビティが楽しめるマウンテンリゾートとして親しまれています。
チェアリフトで結ぶ、標高1922mのフロナルプシュトックからは眼下にのびる10の湖、湖畔のブルンネンからピラトゥス、リギ、センティスやジュラ山脈まで広がる圧巻のパノラマビューが満喫できます。
▶︎シュトースバーンの情報
言語 | ドイツ語 |
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カントン(州) |
シュヴィーツ州 Schwyz (SZ) |
標高 | 1305m |