クリーン&セーフ

Arnensee

Hint

観光サービスの衛生と安全の新基準

国土の多くを占める森林、清らかな水をたたえる湖、山のフレッシュな空気。清純な大自然に恵まれたスイスは世界トップレベルの衛生、安全、健康のシステムを誇る国でもあります。スイスの観光業界では、観光客の皆様がスイス旅行を安心して楽しんでいただけるよう、新型コロナウイルスの感染拡大で注目されるこの分野をより一層強化してまいります。


Clean & Safe


スイス政府観光局は「クリーン&セーフ」キャンペーンをサポートしています。

観光施設、宿泊施設、交通機関などが、それぞれの業界で責任をもってさまざまな衛生・安全対策に取り組んでいます。 州単位で定める規制・対策も考慮する必要があります。

新型コロナ安全施策に関する情報

2022年2月17日からスイスでは、公共交通機関および特定の医療機関でのマスクの着用義務を除いて、特別な行動制限の措置はなくなりました。今後の感染状況に応じて、以下の対策(2022年2月16日まで有効)を再度採用することもあります。詳しくは現地発表情報を都度ご確認ください。


スイス連邦公衆衛生局/FOPHの情報(英語・独語・仏語・伊語)

クリーン&セーフ 宿泊業界の取り組み

Clean-and-safe

スイスホテル協会「オテルリースイス HotellerieSuisse」、外食ホテル協会「 ガストロスイス GastroSuisse 」、非ホテル宿泊施設協会「パラオテルリー・シュヴァイツ Parahotellerie Schweiz 」では、ホテルやオーベルジュ、簡易宿泊施設や療養施設など、すべての宿でにおいて、清掃・消毒・従業員のサービスなど、さまざまな分野での特別対策を強化しています。


安全対策

  • 手指衛生:定期的に手洗いを実施。可能な限りものや表面を直接触らないようにします。

  • 社会的距離:お互いの距離を2mほどとるようにし、移動や待機するための場所を設置(場合によっては分散のための部屋を用意)、密な状態にならないように人数を制限・管理します。

  • 清掃・消毒:複数の人が触る可能性のあるモノや設備の表面を定期的に清掃・消毒する。十分な空気が交換されるように換気を徹底します。

  • 屋内でのマスク着用が義務付けられています。グループごとに代表者1人の連絡先などの情報提出が求められます。

詳しい情報はこちら(独・仏・伊)

 

Lenzerheide, Guarda Val_4

クリーン&セーフ 飲食業界の取り組み

 

Clean & Safe

食事を提供する施設は感染防止対策のため、定められた基準に厳密に準拠して営業しています。ワクチン証明書(Covid certificate )は屋内での施設利用に必須となっています。サービス業界のための新型コロナ感染防止の概念は、グルメサービスを提供するすべての施設・団体に適用され、連邦議会によって採用された規制要項を日常業務において厳守・徹底しています。

※ワクチン証明書がない場合でも、屋外テラス席やルームサービスでの飲食は可能です。


安全対策

利用者は次の安全対策を実施する必要があります。

  • 屋内利用の場合はワクチン証明書(Covid certificate )が必須です
  • 手指衛生:レストランに入る前に手洗いまたはアルコール消毒する必要があります
  • 会計・支払い:可能な限り、キャッシュレス、ICチップ付きカードなど非接触型の支払い手段を使います
詳しい情報はこちら(独・仏・伊)

 

UrbanKaffee, Zürich

クリーン&セーフ 鉄道・公共交通機関の取り組み

 

Clean & Safe

スイス連邦鉄道SBBを中心とする鉄道や公共交通機関では、清掃や消毒など強化した衛生対策のほか、密を避けてご利用いただけるように混雑状況をご案内するなど、さまざまな基準・要綱を制定し、推進してまいります。

安全対策
公共交通機関で採用されている安全コンセプトは次のようなものです。

  • 社会的距離を確保してください

  • 必ずマスクを着用してください

  • 密となるピーク時間を避けてください

  • チケットをできるだけオンラインで購入してください

  • 法定の衛生規則を順守してください。
  • 座席をあけて座ってください。


詳しい情報はこちら(英語)

Rhaetische Bahn: Berninalinie

クリーン&セーフ 山岳交通の取り組み

Clean & Safe


「スイス・ザイルバーネン協会 Verband Seilbahnen Schweiz」は山岳交通機関(ロープウェイ、ケーブルカー、リフトなど)での感染防止・安全対策に取り組んでいます。

安全対策
山岳交通機関(ロープウェイ・ケーブルカー)での安全対策
  • 手指衛生:石鹸での手洗い場または手指消毒スタンドを用意します。
  • 清掃・消毒:複数の人が触る可能性のあるモノや設備の表面を定期的に清掃・消毒する。十分な空気が交換されるように換気を徹底します。
  • 社会的距離:ゲストが社会的距離を確保できるようにフロアマーキングや看板などを準備します。
  • 人数制限:公共交通機関やエレベーター利用と同じく、利用者がそれぞれ密を避け、社会的距離をとるようにしてください。
  • マスク:ロープウェイやケーブルカーなど閉鎖された客車内では口と鼻を覆うマスクの着用が必要です。
  • 会計・支払い:接触を避けるためチケットは事前にオンラインでの購入をおすすめします。また、チケット売り場で購入する場合は、スペースを確保した状態で列に並び、可能な限り、ICチップ付きカードなど非接触型の支払い手段を使ってください。
  • 従業員の安全対策:お客様と従業員の安全のため、チケット売り場などには仕切りのアクリル板を設置し、必要な社会的距離が確保できない場合、スタッフはマスクを着用します。
  • これまでの法定の衛生・安全規制は、引き続き遵守する必要があります。
詳しい情報はこちら(独・仏)

 

Gondelbahn Savognin

クリーン&セーフ 旅客船の取り組み


Clean & Safe


「スイス旅客船協会 Verband Schweizerischer Schifffahrtsunternehmen (VSSU)」では、お客様が湖や川での遊覧船や定期連絡船を安心してご利用いただけるように、独自基準を制定し、推進してまいります。

 


安全対策
  • 社会的距離を確保してください。
  • 必ずマスクを着用してください。
  • 密となるピーク時間を避けてください。
  • チケットをできるだけオンラインで購入してください。
  • 法定の衛生規則を遵守ください。
  • 定期的な清掃を実施します。
詳しい情報はこちら(英語)

 

Thunersee, Schifffahrt Winter mit Spiez im Hintergrund

クリーン&セーフ スパ・ウェルネス業界の取り組み

Clean & Safe

スパ・ウェルネス施設のプール(スイミングプール&温泉プール)は、感染防止対策を徹底したうえで営業しています。

安全対策
スイミングプール、サウナ、スチームバスなどを安全に使用するために次のような対策をしています。
  • 手指衛生:定期的に手を洗い、可能な限りモノや表面に触れないようにします。

  • 社会的距離:他のゲストや従業員と 1.5 メートルの距離を保ちます。所定のスペースを占有する人の数が制限できるように、トランジット・ゾーンと待機ゾーンを確保(必要なら間仕切りを使用)します。

  • 清掃・換気:特に複数の人が触れるような箇所は、必要に応じて、使用後の設備の定期的な清掃・消毒をおこないます。 定期的かつ十分な換気により、空気の循環を確保します。

  • これまでの法定衛生および安全規制は、引き続き遵守する必要があります。

「オテルリースイス HotellerieSuisse」の安全対策(独・仏・伊)
「ドイツ語圏・屋内外プール協会 VHS」の安全対策(独語のみ)
「フランス語圏&イタリア語圏・屋内外プール協会 Association des piscines romandes et tessinoises」の安全対策(仏語・伊語のみ)

 

Hotel frutt Lodge & Spa, poolview

クリーン&セーフ セミナー・会議の取り組み

 


Clean & Safe


新型コロナウイルス陰性証明書(検査証明書)を参加者全員が提出するイベントと、ないイベントを区別する必要があります。 検査証明書が必須であるイベントの場合、とくに制限はありません。 検査証明書が必要ないイベントの場合、以下の制限があります。
  • 着席の場合、最大1000人が参加できます。
  • 立席または動いたりする場合、屋内の会場で最大250人、屋外の会場で最大500人の観客・参加者を受け入れることができます。
  • 会場の収容人数は、屋内・屋外ともに最大で定員の3分の2まで使用できます。
  • 屋内会場:マスクの着用は必須です。飲食はレストラン・エリアでのみ可能です。参加者の連絡先など詳細情報が収集・管理される場合に限り、座席エリアでの飲食が可能です。


「オテルリースイス HotellerieSuisse」の安全対策

ホテルを会場とする会議・イベントには、スイスホテル協会「オテルリースイス HotellerieSuisse」が、次のような対策を定めています。

  • 手指衛生:来場者・スタッフともに、定期的に手を洗う必要があります。きるだけ物体や表面に触れないようにしてください。

  • 社会的距離:他のゲストや従業員と 1.5 メートルの距離を保ちます。

  • 清掃:特に複数の人が触れるような箇所は、必要に応じて、使用後の設備・モノの定期的な清掃・消毒をおこないます。
  • 要援護者の安全・保護措置を確保します。とくに問題がある方は連邦公衆衛生局(FOPH)のガイドラインを順守し、できるだけ自宅にいるようにしてください。身障者や高齢者・妊婦などの要援護者である従業員の保護は規制されています。
  • 従業員および関係者には必要な安全対策についての周知を徹底し、順守させます。従業員が罹患した場合は、すみやかに家に送り、スイス連邦内務省保健局BAGの隔離の指示に従います。
  • イベント・会議への参加者の方は、ノートパソコンや筆記具などは可能な限り、自分のものをご持参ください。社内資料は定期的に消毒または会社で廃棄します。
  • 前後左右の座席間隔が 1.5 メートル未満の場合にはアクリル板などでの仕切りが必要です。
  • 飲食物を提供する場合には、レストラン・サービス業界の安全規定を適用します。イベントの参加者は飲食店の客のグループに分類されます。
  • ホテルの会場の場合には、作業スペース(バックヤード)と客室ともに、定期的かつ十分な空気の入れ替えを保証する必要があります (例: 1 日 4 回、約 10 分間の換気)。エアコンなどで空調が常時おこなわれている部屋の場合でも、空気の再循環を可能な限り避ける必要があります(フレッシュな空気の換気が必要)
詳しい情報はこちら(独語・仏語・伊語)
「エキスポ・イベント | スイス・ライブコム協会」の安全対策

「エキスポ・イベント | スイス・ライブコム協会 EXPO EVENT | Swiss LiveCom Association」では、コングレス センターおよびイベント会場でのイベントの開催に関するガイドラインを下記のように定めています。

  • 手指衛生:来場者・スタッフともに定期的に手を洗う必要があります。来場者はイベント会場に入るときに、石鹸と水で手を洗うか、アルコール消毒する必要があります。

  • 社会的距離:他のゲストや従業員と 1.5 メートルの距離を保ちます。

  • 清掃:特に複数の人が触れるような箇所は、必要に応じて、使用後の設備・モノの定期的な清掃・消毒をおこないます。食器類を置いてテーブルを設置するときは、フェイスマスクと手袋を着用する必要があります。共有となるカトラリーケースは利用できません。
  • 要援護者の安全・保護措置を確保します。
  • 保護措置を効率的に実施し、適応させるための管理
  • 人の移動、座席配置、部屋のレイアウト、および会場の部屋とステージのサイズは、十分な社会的距離を確保できるように計画する必要があります。間取り、避難経路、通路は、社会的距離を保つために十分なスペースを確保して設計する必要があります。必要に応じてフロアマーキング(床に誘導用のサイン)を使用します。
  • 所定の距離を確保できない場合:参加者・入場者に連絡先を記載してもらい、リストを14 日間保管する必要があります。
  • ヘルプデスクや情報案内所にはアクリル板など保護パネルが設置されます。
  • 定期的かつ十分な空気交換により、空気の循環を確保する必要があります。
「エキスポ・イベント | スイス・ライブコム協会 EXPO EVENT | Swiss LiveCom Association」(独語のみ)

Infomeeting 2020, Congress Center Basel

クリーン&セーフ 観光サービス業界の取り組み


Clean & Safe




「スイス観光マネージャー協会 Verband Schweizer Tourismusmanager (VSTM) 」では、地方観光局や各種観光サービス団体・企業などに関して、安全基準・要綱を制定し、推進してまいります。

詳しい情報はこちら(独・仏・伊)