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スイスでは700種類以上の個性的なチーズがつくられています。

スイスチーズマーケティングは、スイスチーズの情報・知識を国際的に紹介する非営利団体です。主要輸出市場であるドイツ、イタリア、フランス、ベネルクス、スペイン、北欧諸国、英国などヨーロッパを中心にアジアやアメリカにも、世界的に有名なスイスチーズを広める活動を展開しています。

チーズは古くからスイスを代表する特産品です。九州と同じくらいの小さな国土ながら生産量が世界のトップ10にあがるチーズ王国で、世界中のチーズ愛好家が憧れるチーズの聖地です。すべてのスイスチーズは、豊かな牧草地でのどかに草を食む牛たちから搾乳した新鮮なミルクが原料です。原料はどの地域でも共通ですが、そこから生みだされるチーズは実に多種多様です。穴あきチーズとして有名な「エメンターラー(エメンタール)Emmentaler AOP」、スパイシーなハーブの風味が特徴的な「アッペンツェラー Appenzeller®」、舌でとろけるクリーミーな「ヴァシュラン・モンドール Vacherin Mont-d’Or AOP」、古い歴史を誇る熟成チーズの王様「スブリンツ Sbrinz AOP」、世界的に名高いコクのある「ル・グリュイエール Le Gruyère AOP」、花びらのように削って食べる「テット・ド・モワンヌ Tête de Moine AOP」など。複雑な気候・風土、そして地域単位で独自の伝統や文化を守る気質を反映して、スイス全土で約700種類もの個性豊かなスイスチーズがつくられています。

これほど多様なチーズが生み出される国スイスでは、チーズを使った料理も多種多様です。チーズをカットしてそのまま食べるだけでなく、「チーズ・フォンデュ」や「ラクレット」、郷土料理のチーズボール「マラコフ」や、チーズケーキなどのデザートまで、さまざまなチーズ料理が楽しめます。スイスでは、チーズはアイデンティティのひとつ、国の歴史と文化を反映し、受け継がれてきた伝統そのものです。

チーズの産地で開催されるマーケットや、伝統の祭りの際に、生産農家が直接出店している屋台などでは、チーズ工場や山上の牧草地(アルプ)のチーズ小屋から直接、大きなチーズが運ばれてきてカットしたものが販売されることがあります。また旅行中には滞在先のホテルの朝食ビュッフェなどでも、地元のチーズが並ぶことがあるので、ぜひその土地の味をお楽しみください。

スイスチーズマーケティング
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